「LINE公式アカウントは作ったものの、何を配信すればいいかわからない」

「あいさつメッセージや配信文を考えるのに、毎回時間がかかってしまう」

——そんなふうに止まってしまっている中小企業の担当者の方は、とても多いですよね。

LINE公式アカウントは、お客様と直接つながれる心強いツールです。

けれど、いざ運用しようとすると「言葉選び」や「配信のネタ」で手が止まりがち。今回は、ChatGPTやClaudeといったAIを相棒にして、LINE公式の運用をぐっとラクにする方法を、初心者の方にもわかるようにお伝えしたいと思います!

本当の課題は「ツールの使い方」ではなく「言葉が出てこない」こと

LINE公式アカウントの管理画面の操作自体は、慣れればそれほど難しくありません。多くの方がつまずくのは、実は「何を、どんな言葉で伝えればいいのか」という中身の部分です。

セールの告知ひとつとっても、

「お得感を出したいけれど押し売りっぽくしたくない」
「お客様に開いてもらえる一言が思いつかない」と悩んでしまう。

ここが止まると、せっかく友だち登録してもらっても、配信が続かず放置されてしまいます。

運用が続かない原因の多くは、やる気ではなく「言葉のストック切れ」かもしれないんです。

こんな場面で止まっていませんか

実際の現場では、たとえば次のような小さな詰まりが起きています。

  • 友だち登録直後に届く「あいさつメッセージ」を何年も初期設定のままにしている
  • 毎月のお知らせ配信で、書き出しの一文がいつも同じになってしまう
  • クーポンやキャンペーンの案内文が、事務的で味気なくなる
  • 「よくある質問」への返信文を、毎回ゼロから手入力している

どれも、一つひとつは小さなことです。でも積み重なると、運用そのものが負担になってしまいます。

AIは「たたき台づくりの相棒」として使う

ChatGPTやClaudeは、ゼロから文章を考える手間を肩代わりしてくれます。ここで大切なのは、AIに「完成品」を求めるのではなく、「たたき台」を出してもらう相棒として使うという考え方です。

たとえばあいさつメッセージなら、お店の雰囲気や伝えたいことを伝えるだけで、複数のパターンを数秒で提案してくれます。配信のネタが思いつかないときも、「今月の配信アイデアを10個出して」とお願いすれば、考えるきっかけが一気に増えます。そこから自社らしい言葉に直していけばいいのです。

専門用語をひとつだけ補足すると、AIへの指示文のことを「プロンプト」と呼びます。プロンプトとは、AIに対しての「お願いの仕方」のことです。良いお願いをすれば、良い答えが返ってきます。

そのまま使えるプロンプト例

下のプロンプトは、コピーして【 】の中を自社の情報に置き換えるだけで使えます。

1. あいさつメッセージを作ってもらう

あなたは中小企業のLINE公式アカウント運用を手伝うプロのライターです。
以下のお店の、友だち登録直後に届く「あいさつメッセージ」を3パターン作ってください。
・業種:【例:地域の美容室】
・お店の雰囲気:【例:アットホームで、無理な勧誘はしない】
・登録してくれた人に伝えたいこと:【例:登録特典のクーポン、予約方法】
条件:300文字以内、絵文字は控えめ、押し売り感を出さない。

2. 月1回の配信ネタを出してもらう

【例:飲食店】を営んでいます。LINE公式アカウントで月1回配信するための、お客様に喜ばれる配信ネタを10個提案してください。
季節感のあるもの、お役立ち情報、再来店につながるものをバランスよく入れてください。

3. キャンペーン告知文を整えてもらう

以下の内容を、LINE配信向けのわかりやすい告知文に整えてください。
・内容:【例:来週末の2日間、全商品10%オフ】
・伝えたい雰囲気:【例:お得だけど、丁寧で上品に】
条件:200文字以内、最後にお店に来たくなる一言を添える。

一度AIに出してもらった文章は、「もっと柔らかく」「もう少し短く」と追加でお願いすれば、何度でも調整できます。会話するように直していけるのが、AIの便利なところです。

実務で使うときの注意点

便利なAIですが、仕事で使うときには気をつけたいことがあります。

まず、お客様の名前や連絡先、購入履歴などの個人情報や、社外秘の情報はAIに入力しないこと。AIはあくまで文章のたたき台づくりに使い、個人情報は管理画面の中だけで扱うようにしましょう。

次に、AIが出した文章は、必ず人の目で最終チェックをしてくださいね。日付や金額、キャンペーンの条件などに、事実と違う部分が混ざることがあります。料金やサービスの仕様にかかわる表現は、配信前に必ず確認しましょう。AIは下書きを作る係、最終確認をするのは人、という役割分担が安心です。

会社として使う場合は、「どんな情報は入れてよくて、どんな情報は入れないか」という簡単な社内ルールを決めておくと、みんなが安心して使えます。AIは魔法の杖ではなく、最後はあなたの判断と自社理解が、文章に血を通わせます。

まとめ:AIは日々の詰まりをほどく相棒

LINE公式アカウントの運用は、難しいことをするツールではありません。お客様との距離を縮める、温かいやり取りの場です。AIを使えば、「言葉が出てこない」という一番大きな詰まりをほどけて、運用がぐっと続けやすくなります。

ずはあいさつメッセージを1つ、AIと一緒に作り直してみるところから始めてみてください。小さな一歩が、お客様との関係を変えていきます。

LINE公式アカウントの設計や配信の仕組みづくり、Web・SNSとの連携など、運用全体で迷ったときは、ぜひLei Brandingまでお気軽にご相談ください。見た目だけでなく、お客様がつい行動したくなる導線まで、一緒に考えます。